食事の時の正しい姿勢のお話

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
今回は食事の時の正しい姿勢についてお話しさせていただきます。
子どもの頃は、よく姿勢良く食べなさいと言われていたと思いますが、今はどうでしょうか?
家ではローテーブルで地べたに座って食事をするという方も多いと思います。
食事にも正しい姿勢があり、姿勢が悪いと見た目だけではなく、消化も悪くなってしまいます。
正しい食事の際の姿勢をお伝えします。
●ポイント●
• テーブルに座ってまっすぐに座る
• テーブルは胸とおへその間くらいの高さがいい
• テーブルとの間はこぶし1つ分開ける。
• 足裏を床につける(足裏が床についている時とついていない時で噛む力に15%の差がある)
• 椅子に深く腰をかけ、首と背筋をまっすぐにして座る
• ひじ、ひざ、こしは90°を意識する
みなさんはこられをきちんとできているでしょうか?
特にお子さんの場合、足裏がつかない場合は、厚めの本などを置き、しっかりと足裏がつくようにしてあげてください。
テーブルが高い場合は、硬めのクッションなどをひいてあげましょう。
良い姿勢での食事をすることで、様々なメリットがあります。
消化や吸収の効率が上がる
消化や吸収が良くなることで、消化器官への負担が少なく、より多くの栄養を取り入れることができます。
お子さんの場合は、成長にも関係してきます。
まっすぐ噛むことで健康になる
姿勢が良い状態だと、左右の歯は均等に力がかかるため、歯やあごの負担が少なく、効率よく噛むことができます。
しっかり噛めることで、消化や吸収の手助けになります。
また、よく噛めることで、脳が活性化して認知症予防にもなりますし、満腹中枢が刺激されやすく肥満防止にもつながります。
お子さんの場合は、歯の並びや噛み合わせにも影響します。
体のバランスが安定する
食事や日頃からの姿勢が良いと、体のバランスが安定します。
バランスが良いことで、肩こりや病気になりにくかったり、怪我もしにくくなります。
また、運動能力も向上するため、パフォーマンスも上がります。
お子さんの場合は、成長にも関係してきます。
食事の時によくある「悪い姿勢」をご紹介します。
当てはまるものはないかチェックしてみてください。
• 背中が曲がっている
• ひじをついて食べている
• 足を組んで食べている
• 前屈みで食べている
• テーブルにもたれかかっている
• 椅子にもたれかかっている
• 利き腕だけで食べている
体の健康はまず食事からですよね。正しい姿勢で、栄養があるものをしっかりと噛み、みなさんで楽しく食事をするようにしましょう。
とくにお子さんの場合は、食べる時の姿勢が、体の成長や歯並びにも影響してきます。
しっかり噛むことで顎の健全な発達をうながしたり、栄養をたくさん取ることができます。
正しい姿勢を心がけるようにしましょう。

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