お子さんのお口の発育は大丈夫??2

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
実は今、口腔機能が衰えてきた高齢者と同じように「うまく食べたり飲み込むことができない」、「発音がはっきりしない」といった口腔機能の発達がうまくできていない子どもが増えています。
病気ではないが、正常の発達の状態と比べて、お口の機能が十分に働いていないこと「口腔機能発達不全症」といい、近年とても問題視されるようになりました。
なので今回も引き続き、最近増えてきている「口腔機能発達不全症」についてお話しさせていただきたいと思います。
「口腔機能発達不全症」とは、お口の機能が完全に発達していないわけではなく、十分にできていない、少し気になるなというくらいなので、保護者の方も見逃すことがあります。
「口腔機能発達不全症」が疑われる状態はいくつかありますので、以下で当てはまるものはないかチェックしてみてください。
⬜︎哺乳量や授乳回数が多すぎたり少なすぎたりとムラがある
⬜︎離乳食が進まない
⬜︎食べ物の噛み方がおかしい
⬜︎食べるのに時間がかかる
⬜︎食べる時の飲み込み方がおかしい
⬜︎なかなか飲み込むことができない
⬜︎丸飲みしてしまう
⬜︎食べこぼすことが多い
⬜︎発音がおかしい
⬜︎いつも口を開けて息をしている
⬜︎指しゃぶりをやめられない
⬜︎その他の口の癖がある
食生活や生活環境の変化により、口腔機能の発育不全は以前から問題になっていましたが、歯科医院では診断や治療を行うことができず、簡単な指導などで対応されることが多かったです。
きちんと指導をするとなると自由診療で対応している歯科医院もありました。
しかし2018年4月から、お口の機能の発育に何らかの遅れがあり、歯科医院などで「口腔機能発達不全症」と診断がされれば、保険診療で歯科医院において指導や管理が受けられるようになりました。
また、2020年4月からは、離乳完了前(授乳期間を含む)の時期のお子さんも、指導や管理の対象になりました。
いくつかの項目に該当し、「口腔機能発達不全症」と診断された場合、約6ヶ月間を目安に、その子どものお口の発育状態に合わせた指導や管理を受けることができます。
その間やく1、2ヶ月に1度のペースで来院していただき、経過を見るとともに、約6ヶ月後に症状の改善について再評価を受けます。
発育段階である15歳頃までが対象になります。

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