歯医者が嫌いで泣いてしまうお子さんに①

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
注射をされたり、歯を削られたり…、歯科治療は、大人であっても不快なもの。必要とわかっていても、なるべく避けたい事ですよね。
まして子供の場合、あらゆる意味で素直ですので、歯科治療など不快なものに対しては少なからず拒否反応を示します。
それでも5歳ぐらいになると、お子さま自身にしっかりと説明をすることで治療を受け入れてくれるようになりますが、中には歯科治療がどうしても嫌で、泣き止まない子や暴れてしまう子がいるのも事実。そして、そういったお子さまのほとんどが、以前に歯医者で何かしら嫌な思いをされた経験があるお子さま達です。
ロコクリでは、子供がいるスタッフが多く、そのようなお子さま達に対しても焦らずに誠実に対応することで信頼関係を構築し、歯科治療ができるようサポートさせていただいておりますが、お子さまの歯医者嫌いを治すためには保護者の方のご協力も必要です。

お子さまが「泣く」のには、それなりの理由があります。
お子さまがずっと泣き止まないような場合には、まずはお子さまが泣いている理由をしっかり見極めることが重要です。
大抵の場合、歯科医院でお子さまが泣いてしまう理由は主に3つ。「痛い」「不安・恐怖」「甘え」です。
今お子さまが泣いているのはどれにあたるのか、しっかりと理由を見極めながら、その理由に合った対応を施していくことが大切です。
1、痛くて泣いている場合
むし歯が進行してしまっていて腫れや痛みが強かったり、炎症が強く歯ぐきが腫れているような場合、麻酔が効きにくく治療にもどうしても痛みを伴ってしまうことが多々あります。
2、不安や恐怖で泣いている場合
歯科治療の恐怖を感じて泣いている場合は、これから何をするのか、なぜ治療が必要なのかをしっかりと説明することで落ち着くことがほとんどです。
まずはお子さまと歯科医師との信頼関係を築いた上で、現在の虫歯の状況をお子さま自身に説明しながら悪いところを治すために治療が必要であることを理解してもらいます。
まずは信頼関係の構築が肝になるため、最初は少し時間がかかるかもしれませんが、自らの意思で治療に取り組めるようになることで、その後の治療をとてもスムーズに進めることができるようになります。
3、母親や歯科医師に甘えて泣いている場合
特に痛みや恐怖を感じていないにもかかわらず、治療がイヤだという自己顕示のために泣いている「甘え泣き」の場合、時には甘えを許さない強い態度が必要とされる場合もあります。
「泣けば許される」といった認識は、通常は保育所や幼稚園などの集団生活の中で許されないことを学び減少していきますが、母親への依存度が高いお子様の場合、既に幼稚園に入っている子でも甘え泣きをすることは多々あります。
ロコクリでは基本的に母子分離はしていませんが、保護者の方がお子さまの甘えを必要以上に許容してしまう場合には、一緒に診療室には入らずに待合室で待機していただくこともいいかもしれませんね。

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