雨や気圧の変化が歯の痛みを引き起こすってホント?①

学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。

待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明などに取り組んでいます。
実は、雨と歯の痛みには関係があるのをご存じでしょうか。今日は、雨の時期や気圧の変化が及ぼすお口の中への影響を考えてみたいと思います。
私たちの体の中はいろいろな臓器や管などの組織があり、それぞれが役目を果たすことで健康な体を維持できています。それに加え寒さや暑さなどの気温や湿度、気圧に至るまで、外の環境は目まぐるしく変化しています。暑ければ汗をかき、寒ければ体の中心に熱を集めるなど、自律神経の働きによってある程度は体の健康が維持されています。
しかし、天候や気圧の急激な変化によって、体調を崩す人がいるのも事実です。では、天気の何が原因で、体の不調や歯の痛み、歯周病の悪化などが起こるのでしょうか。
天候や気圧の変化による痛みには、大きく分けて3種類の考えられる原因があります。それは、以下の3つです。
1. 低気圧による組織の膨張による神経への圧迫
2. 体力・免疫力の低下による炎症の悪化
3. 交感神経の働き過ぎにより痛みが感じやすくなる
これらをお口の中の状態に置き換えて考えてみます。
①低気圧による神経への圧迫
実は雨の日は、「歯が痛い」と言って急患で来られる患者様が増えます。その大きな原因の1つは、低気圧です。低気圧とは、空気の圧力が低くなることです。低気圧になると空にたくさんの水蒸気が吸い込まれるため、雨が降りやすくなります。それでは、なぜ低気圧になると痛みが増えるのでしょうか。
体は、外からの気圧と体内からの外への押し返す力によってバランスを保っています。気圧が変化すると、体へかかる空気の圧力も変わるので、それに対応しなければいけません。体はどのように対応しているのでしょうか。
高気圧は、空気の圧力が高いので、外から体にかかる空気の重さも大きくなります。反対に、低気圧は、空気の圧力が低く、外から体にかかる空気は軽くなるのです。この言葉だけを聞くと、重たい圧力の高気圧のほうが、体の不調を引き起こしそうですが、反対です。低気圧になると体にかかる圧力が軽減されるため、体の内側から外へ押し出す力が大きくなります。登山や飛行機で高度の高いところに行くと、ポテトチップスの袋がパンパンになる原理と同じです。
体の中には、空洞や血管などの管が多くあります。お口回りでいうと、歯の中には神経などが通る歯髄腔(しずいくう)という空洞があります。そして、鼻の左右には上顎洞という空洞もあります。また、虫歯や歯周病が悪化している人の場合は、膿の入っている袋も存在します。低気圧になると、外から体を押す力が弱くなるため、体の中にある空洞や管が膨らみます。膨らんだ空洞や管などの組織が、周囲にある神経や血管が圧迫されることで、痛みを感じてしまうのです。
低気圧や雨の日だけに痛むだけではなく、飛行機や登山などで高度が高いところにいっても同じ現象が起きます。例えば登山では、酸素が薄くなるなどのほかの要因も絡んできますが、山登りをしていて、突然歯が痛くなるというのもよく聞く話です。また、雨の日に歯だけではなく頭が痛くなるというのも、同じような原理です。

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