入れ歯のお手入れ、どうしてる??

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
今回は、『 入れ歯のお手入れ 』についてのお話したいと思います。
入れ歯はその構造上、歯ぐきとの隙間があり、ここに食べかすや歯垢(=プラーク)が溜まりやすくなります。また部分入れ歯にはクラスプと呼ばれる固定用のバネがついており、ここにも同じように食べかす・歯垢が溜まります。このように入れ歯を不衛生にしておくと、むし歯、歯周病、口臭などを引き起こしますので、しっかりしたお手入れが必要なんです。
入れ歯の掃除はどのようにすればいいのかご説明したいと思います。
●ブラッシング
必ずお口から取り外して隅々まで掃除します。入れ歯はプラスチックでできているものが多いため、研磨剤入りの歯磨きをは使用せず、あまり強く磨きすぎないことが大切です。専用の入れ歯用ブラシを使用し、やさしく磨きましょう。クラスプ(バネ)の部分は特に念入りに!
●洗浄剤による付け置き洗い
細かな部分の汚れをとるには、付け置きの洗浄剤を使うのも効果的です。熱いお湯に入れると割れることがあるので、必ずぬるま湯に付けてください。また洗浄剤をあまり頻繁に使いすぎると、入れ歯の耐久性を短くすることもあります。
●おやすみ時の保管
就寝の際に入れ歯を外した方がよいかどうかは、お口の状態によります。必ずクリニックへ確認を行ってください。また外す場合には、入れ歯を乾燥させないようにしましょう。乾燥によって入れ歯が割れやすくなってしまいますので、必ず水などに付けておくようにしましょう。
入れ歯にも歯石が付きます。歯石は細菌が繁殖する原因となりますが除去するのが難しいので、定期的に歯科医院で取り除いてください。また入れ歯はお口の状態の変化により不具合を起こしやすいので、そのチェックのためにも定期的に来院しましょう。合わないからと言って使うのを止めてしまうと、お口全体の寿命が短くなってしまいます。必ずクリニックへご相談ください。ロコクリの慎哉先生は、入れ歯の調整も得意なので、痛みがあって来院されて、調整したら痛みなくフィットするようになり喜んでいただけることも多いんですよ♪
入れ歯は歯を失ったときに補う選択肢の一つになります。お使いになられている方、メンテナンスはできていますか?付け置きや乾燥を防ぐなど、手間が少し掛かるかもしれませんね。入れ歯を使用している方は正しい取り扱いをマスターし、お口元全体、身体全体のためにも、不衛生なものを使用することがないようにしましょう。

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