子どもの歯とむし歯のお話

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明などに取り組んでいます。
子どもの歯を守るためにはやはり定期検診がおすすめです。
子どもの乳歯は、大人の歯である永久歯に比べて、とても虫歯になりやすいことをご存知でしょうか。
甘いお菓子を控えて毎日ブラッシングをしても、乳歯は虫歯になることがあります。
子どもの乳歯のメカニズム、虫歯に気をつけたい場所、大切な乳歯を守るための予防法をご紹介します。
●乳歯が虫歯になりやすい理由
歯医者に行ったら、子どもの虫歯がかなり進行していたというケースは少なくありません。
実は、乳歯の虫歯の色は黒ではなく、白いことが多いのです。
乳歯はエナメル質が薄くて柔らかいため、早く進行する白い虫歯が多く、虫歯になるとあっという間に神経まで進行します。
また、子どもは痛みの感覚が十分に発達しておらず、かなり進行しても痛みを感じないことがあり、見過ごされてしまうのです。
「乳歯はいずれ生えかわるから」と、歯医者に行かずに放置するのは良くありません。
お口の中が虫歯菌でいっぱいの悪い状態だと、永久歯まで虫歯になりやすいのです。
乳歯が虫歯になったときは、歯医者で早めにきちんと治療を受けましょう。
●子どもの虫歯ができやすい場所
乳歯で特に虫歯ができやすい場所は「奥歯の歯と歯の間」です。
すき間がほとんどなく、デンタルフロスでなければ汚れを落とすことはできません。
奥歯の溝も深く、食べカスがたまりやすい形をしています。
「上顎の前歯と前歯の間」「歯と歯ぐきの間」なども虫歯ができやすい場所です。
ブラッシングを習慣づけることは大切ですが、
それだけで虫歯を防ぐことはできません。
虫歯になりやすい奥歯、歯と歯ぐきの間をやさしく磨くことが大切です。
寝る前には仕上げ磨きを行い、歯と歯の間にデンタルフロスを通します。
上手にブラッシングできるようになる10歳くらいまでは、仕上げ磨きをサポートしてあげてください。
●乳歯を虫歯にさせない生活習慣
お口のケアを身につけ、お子様を虫歯から守るためには、3歳までの生活習慣がポイントになります。
生活習慣において気をつけたいのは、おやつと飲み物の摂り方です。
アメ玉やキャンディなどお口の中に長く留まるお菓子や、ジュース・スポーツドリンクなどの甘い飲み物は、虫歯の発症リスクを高めます。
おやつには糖分の少ないおせんべい、キシリトール配合のガム・ラムネがおすすめです。
飲み物については、日頃からお茶・お水を飲む習慣をつけましょう。
歯医者で定期的にお口のケアを受けることも大切です。普段のブラッシングで落とし切れない汚れをケアし、フッ素塗布を行うことで虫歯を予防できます。
お子さんの歯のご相談も、ロコクリまでお気軽にいらしてくださいね!!

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