1本の歯の治療は4,5回まで??

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
さて今回は、タイトルにもあるように、「一本の歯の治療回数は4~5回まで」
という内容でお話したいと思います。
はじめに虫歯の進行の過程を示します。
小さな虫歯であればその部分だけ虫歯を取って、白い樹脂で詰めてあげればそれですみます。
さらに虫歯が大きくなって、金属の詰め物が入っているケースがよくあります。
金属と歯の境目は適合が悪い場合があり、そこから虫歯になることもあるので注意が必要です。
歯を残す重要なポイントの1つ目は、「神経を取らなくて済むようにしっかりした詰め物をする」ということです。
適合の良いしっかりした詰め物をしてあげれば、その歯の神経を温存した状態で長期にわたり歯を残すことができます。
この段階で虫歯の進行を食い止めるとともに、長期的に維持できる詰め物を選択するということが重要です。
そして、歯が痛くなり、虫歯が神経まで進行し、神経を取らなければならなくなった場合、その後はかぶせ物をする必要があります。
歯を残す重要なポイントの2つ目として、「歯を抜かなくてすむようなかぶせ物を選択する」ということが挙げられると思います。
神経を取ったということは、歯が枯れ木になってしまったような状態なんです。
その状態でもしっかりとした治療とかぶせ物をすることでまだまだ歯を温存することは可能だと思います。
ただ、神経を取っている状態というのは常に「破折(歯が割れる)」のリスクが伴います。
歯が割れてしまったら、残念ながら歯を抜かざるを得ません。
そうならないように、しっかりとしたかぶせ物を選択することが重要になります。
歯というのは何回も治療できるものではありません。
治療するたびに歯の寿命は確実に短くなります。
ですから、今行おうとしている歯治療がなるべく最後の治療になるようにすることが、今だけでなく今後何十年先を見越したときに重要になってくるのではないかと考えています。
みなさんもお口のことで何か気になることがあればお気軽にロコクリまでご相談くださいね!!

おすすめ記事

  1. 顎関節症を予防する生活習慣とは①
  2. 歯磨きは1日に何回するべき?
  3. 入れ歯のお手入れ、どうしてる??
  4. 歯石ってなんでたまるの?!
  5. 歯の痛みのお話
  6. 乳歯のお話
  7. 子供をむし歯から守ろう!!
  8. フッ素に対する考え方

関連記事

  1. 歯磨きのタイミング?
  2. 口内フローラのお話
  3. 免疫をあげる食事 ②
  4. 子どもの歯のお話
  5. 歯の痛みにも種類がある??
  6. 健康長寿の秘けつは「未病」改善にあり!
  7. 意外とわからない?歯ぎしりをしている人の特徴とは②
  8. 歯の奥歯が気になる???
医療法人社団 咲生会
学園都市歯科ロコクリニック


〒651-2103
兵庫県神戸市西区学園西町1丁目13
学園都市駅前ビル303号
 
TEL:078-792-6400
> 個人情報保護方針
 

最近の記事

PAGE TOP