歯石ができる理由と予防法

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明などに取り組んでいます。
みなさん、毎日歯磨きをしているのに、いつの間にか歯石が着いているという経験はありませんか?
歯石は硬くこびりつくので、歯磨きで落とすことが出来ません。

歯石は放っておくと口臭や歯周病の原因になってしまうのでしっかり除去することが必要です。

そこで今回はどうして歯石ができるのかをご紹介します。
●歯垢(しこう)と歯石(しせき)の違いとは?
歯垢(しこう)
歯垢は歯の表面のネバネバしたもので、お口の中の細菌が歯の表面で増殖してできます。
お口の中は水分も多く、食べ物の糖分もあり、細菌が増殖しやすい環境です。

この歯垢(プラーク)は食後4時間~8時間程度で作られ、1gあたり1000億個以上の細菌が集まっていると言われています。
そうすると、細菌の出す酸や毒素によって虫歯や歯周病になってしまうのです。
歯石(しせき)
歯石はお口の中に残った歯垢が、2日程度かけて石のように硬くなってしまったものです。
この段階になると歯磨きでは落とすことができなくなってしまいます。

また、歯石自体は酸や毒素を出しませんが、表面がザラザラしているので汚れがつきやすく、細菌が増殖しやすい環境になり、歯周病や口臭の原因になってしまいます。

●歯石のできるメカニズム
歯石は歯垢が硬くなったものです。そのメカニズムは、お口の中の唾液の中に含まれているカルシウムと歯垢が結びついて石灰化することです。

また歯茎から出る浸出液や血液と歯垢が結びつくことでも歯石が作られます。
この歯石は細菌の塊なので、そのままにしておくと歯や歯ぐきにダメージを与えることになります。

そのため、しっかり除去してあげることが大切です。歯科医院のプロケアでしっかりと除去してあげましょう。

●歯石をためないためには?
歯石になってしまうと除去することができませんが、歯垢の段階では自宅でのセルフケアで除去することができます。

とくに歯石は一般的に『下の歯の前歯の裏側』『歯ぐきの境目』『上の奥歯の頬側』に着きやすいので注意して磨きましょう。

お口の形は人それぞれ違うので、歯科医院でクリーニングした時にどの部分に汚れが残りやすいか教えてもらって下さい。
歯垢の段階で汚れをしっかり除去してあげると、歯石が着かないお口の状態をキープできるので苦手な所を克服していきましょう。

歯科医院で定期的に歯のお掃除を受けることで虫歯リスク・歯周病リスク・口臭などを減らすことができます。気になられた方は、ロコクリまでお気軽にご相談くださいね!!

おすすめ記事

  1. 歯科ドック!?
  2. 歯が原因じゃないのに、歯が痛くなる非歯原性歯痛とは
  3. 海外旅行前に歯の検診?!
  4. 疲労回復のススメ!③
  5. 歯を抜いた後のドライソケットとは?
  6. 親知らずは抜かないといけないの? ①
  7. 歯ブラシの保管方法、ちゃんとできていますか?
  8. 噛めば噛むほど若返る!?

関連記事

  1. 舌のケアについてのお話
  2. 知覚過敏症について
  3. これからお母さんになる方へ
  4. 鼻咽頭疾患と口腔習癖の関係
  5. フッ素塗布のお話
  6. 歯の着色を取る為の方法と予防方法
  7. マウスガードってどんなもの?
  8. 虫歯の進行のお話
医療法人社団 咲生会
学園都市歯科ロコクリニック


〒651-2103
兵庫県神戸市西区学園西町1丁目13
学園都市駅前ビル303号
 
TEL:078-792-6400
> 個人情報保護方針
 

最近の記事

PAGE TOP