神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
今回は『 歯が無いことの悪影響 』についてお話したいと思います。
みなさんは、何らかの原因で抜けてしまった歯をそのまま放置していないでしょうか?歯が無い状態は、実は皆さんが想像している以上に大きな悪影響を及ぼします。
●噛む能力が落ちる・会話が不自由に
奥歯が無くなると確実に”噛めなく”なります。特に前から6・7番目の奥歯(大臼歯)を1本失っただけで、すりつぶす力が30%落ちると言われています。
前歯が無くなると、にっこり笑った時に歯が抜けていて、印象としてプラスに働くことはまずありません。さらに前歯が無くなると息漏れしたり発音が不明瞭になったりするため、会話にも問題が表れてきます。
●抜けたところ以外にも…
歯は隣同士の歯が倒れないようにお互いを支え合っています。歯が無くなってしまったまま放置すると、隣の歯が傾斜したり回ったりしてしまいます。
無くなった歯の反対側の歯は、噛み合う相手を失ってしまうことで、時間とともに歯が浮いてきてしまい、伸びたようになります。
●健康な歯まで病気に…
抜けたまま放置すると、歯と歯の間が広くなります。すると食べかすが詰まりやすくなり、むし歯を引き起こします。しかも、それは歯と歯に隠れ気付きにくいため、大きくなって痛むまで発見しにくいむし歯です。
隙間に詰まった食べかすは、むし歯だけでなく歯周病も引き起こします。出血から始まり、やがて歯を支える骨を溶かしはじめ、最後には歯が抜けてしまいます。さらに歯周病は、心臓病、脳卒中、糖尿病といった全身疾患にも影響があります。
抜けた歯を放置することは、そこが「噛めない」「見た目が悪くなる」だけでなく、お口全体にも影響を及ぼし、最終的には全身へも行き渡って寿命までも短くします。健康長寿のためにも、もし抜けたまま放置している歯があったら、是非今すぐご相談くださいご自身のお口の将来のことを考え、歯科医院でしっかりと相談していきましょう。ついつい歯医者さんに行くのはまた今度でいいや、と先伸ばしにしてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。この機会に是非一度ロコクリまでご相談くださいね!