20歳までにカルシウム貯金をしましょう!

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
健康で丈夫な骨・歯にはカルシウムが必須ですが、骨の丈夫さを表す骨量は10代までしか貯蓄できず、20代を超えるとなかなかもう増やすことができません。
生まれてからの約20年でどれだけ骨量を増やせたかで人生の骨量が決まり、その後は徐々に減少する骨量をいかに維持できるかまた骨量の減少を防ぐかが重要となってきます。
カルシウムの99%は骨と歯の中にあり、残りの1%は血液やリンパ液などに存在し、骨と歯の形成と生命維持の重要な働きをしています。
小学校の給食はどんな献立でも毎日牛乳です。200mlの牛乳には約220mgのカルシウムが含まれています。手軽にカルシウム摂取ができます。
コップ1杯の牛乳で手軽にカルシウムは補えます。(1日に必要な量のおよそ1/3にあたります。)
食生活の豊かな日本で数十年にわたりずっと不足しているのがカルシウムです。
日本人のカルシウム摂取量は全世代で不足しています。
またカルシウムは一度にたくさん摂取しても吸収できるカルシウム量は限られています。
3回のお食事・おやつでバランス良く・毎食コツコツとこまめにカルシウムを摂ることが大切です。
『カルシウムを多く含む食品』
牛乳・チーズ・ヨーグルト
吸収率も高い牛乳と乳製品です。
これら全てを毎日摂取しているとカルシウムの1日の推奨量に近づきやすくなります。

大豆製品
牛乳・乳製品の次に吸収率が良いのは豆腐・納豆などの大豆製品です。
豆腐は栄養面を考えるなら木綿豆腐がおすすめです。
これらの食品も食べる頻度を手軽に増やせるのでカルシウムの補給ができます。

魚介類
種類も多く毎日の食生活に取り入れやすいと思います。

野菜・海藻類
モロヘイヤと小松菜にはカルシウムが含まれています。積極的に取り入れたいですね。

日本人の食事摂取基準では12歳から14歳のカルシウム推奨量が最も多くなっています。
成長期のお子さまがいるご家庭はカルシウムの摂取量を常に意識してしっかりと毎食取り入れてください。
意識しないときっちりと取れない栄養素がカルシウムだと思います。
おやつもカルシウムを意識して牛乳ベースのミックスジュースをミキサーで作ってみたり、ココアやラッシーが特におすすめです。
ラッシーはヨーグルト+牛乳+レモン汁+砂糖を混ぜるだけでカルシウムたっぷりの
爽やかなドリンクです。
またフルーツにプレーンヨーグルトをかけたり、小魚・6pチーズなども取り入れて丈夫な骨と歯のためのカルシウム貯金をぜひしてください。
お子さまが手軽にいつでも食べられるように乳製品は冷蔵庫に常にストックが良いと思います。
カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDを多く含む、きのこ類・魚類も一緒に摂取して運動と日光浴も大切です。
食べ物から摂取するカルシウムが足りない時は、体に蓄えられているカルシウムを使い補っていきます。
頚椎・大腿骨・腰椎の大きな骨から減っていきます。
これらの場所はご高齢になってから、骨折しやすい・骨が曲がったりする箇所と重なっています。
骨・歯は健康な生活を支える一生の土台です。
骨は見えないのでわかりづらくなかなか気も回らないと思いますが、いつまでも健康で丈夫で質の良い骨・歯でいられるように、カルシウムは一生涯毎日補給していきましょう!

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