噛みんぐ30運動

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
突然ですが、みなさんは、「噛ミング30運動」をご存知でしょうか?これは、読み方は「カミングさんまる運動」です。
こちらは、食育を推進するキャッチフレーズで、厚生労働省で、一口30回以上噛むことを目標とし、「噛ミング30(カミングさんまる)」運動を提唱しています。
30回というのは、窒息防止や五感での味わいを考慮し、従来から噛む回数の目途とされている回数だそうです。
また、「ひみこのはがいーぜ」という言葉をご存知でしょうか?
こちらも、噛むことの効用を表す食育ワードだそうです。
「ひみこのはがいーぜ」にはどんないい事が隠されているのでしょうか?
一緒に見ていきましょう!
まず、
「ひ」肥満予防
よく噛んで食べる事で脳にある満腹中枢が働いて、食べ過ぎを防げます!
「み」味覚の発達
よく噛んで味わう事により、食べ物の味がよくわかります!よって、減塩に繋がります。
「こ」言葉の発音がはっきり
よく噛む事で、口の周りの筋肉が使われます。綺麗な発音ができたり、表情が豊かになります!
「の」脳の発達
よく噛む事が脳細胞の働きを活発にします!認知症予防に役立ちます。
「は」歯の病気を防ぐ
唾液がたくさん出て、虫歯や歯周病を防げます!よって、歯の生存率アップで、歳をとっても口から食事ができる事に繋がります。
「が」がんの予防
唾液の酵素が発がん物質の発がん作用を消す働きをしてくれます。
「い」胃腸の働きを促進
よく噛む事で、消化酵素がたくさん出て、消化を助けます!
「ぜ」全身の体力向上と全力投球
力いっぱい遊んだり、仕事したりする活力がわきます!!!
一口、30回以上噛むことにこんないい事がたくさんあったなんて、みなさんはご存知でした?
私は知りませんでした。
弥生時代の卑弥呼の1回の食事の噛む回数が、約4000回とされており、その当時の食事は固いものばかりで、今よりも6倍も噛む回数が多かったそうです。おそらく卑弥呼は良い歯や、歯ぐきをしていたと想定されて、この言葉ができたそうです。
また、早食い習慣のある人ほど、肥満度が高いことも報告されているそうです!
わたしも早く食べてしまう習慣があるので、今日から気をつけていこうと思います。
また、こういった対策は小さなお子さまとも一緒にできますよね!
例えば、小さく刻んでいた食べ物を少し大きめに切って、噛む回数を増やしたり、よく噛む事で食べ物が細かくなり、飲み物で流し込まなくても、自然と飲み込めるようになるそうです。
噛む事は健康の第一歩!!
よく噛んで、おいしく味わって食べることにより、食事の満足感が得られます。
ご自身の健康のためにも、一口30回以上噛んで、一緒に健康への道を手に入れましょう!!

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