入れ歯のお話

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
今回は入れ歯の種類についてお話してみようかと思います。
入れ歯の種類といっても、今回はプラスチック製の入れ歯と、金属床(きんぞくしょう)の違いをお話しさせて頂きたいと思います。
皆さんは、入れ歯に種類がある事をご存知ですか?
特に【金属床】を初めてお聞きになる方もいらっしゃると思います。
まずプラスチック製の入れ歯は、保険で作れるタイプの入れ歯です。プラスチックで出来ていて、厚さは3mm~4mmです。
次に金属床の入れ歯ですが、こちらは自費治療になります。
主要部分を金属で作ったものです。厚さがプラスチック製より3分の1の薄さです。
では、プラスチック製と金属床の違いを金属床の利点を通してお伝えしていきます。
①厚さの違い
→金属床の入れ歯は保険の入れ歯と比べて3分の1の薄さで作ることができます。なので、お口の中が広く感じ、薄いので違和感も少なく快適に過ごせます。
また、プラスチック製よりも喋りやすく会話が楽しいとのお声もあります。
②熱の伝わりやすさ
→金属床は温度をよく伝えてくれます。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく感じる事が出来るため、美味しく食事が楽しめます。
例えば、生あたたかいリンゴと冷たいリンゴだと、もちろん冷たいリンゴの方が美味しいですよね!同じリンゴでも温度で味覚は変わります。入れ歯が分厚いと熱さ、冷たさを感じにくくなります。
③たわみにくいので、しっかり噛める
→土台の部分が金属で出来ている金属床は、プラスチック製のものよりも丈夫でたわみにくく、良く噛むことができます。
また金属床は変形も少なく、臭いも付きにくいので衛生的にも良いですね。
④残っている自分の歯に優しい
→通常部分入れ歯の場合、残っている歯にバネをかけます。金属床の入れ歯は、そのバネをかけた歯の負担を軽減できます。
たわみにくく、しっかり噛めるため残っている歯を揺らしにくくて、歯に対して優しいです。
一方プラスチック製の入れ歯は、たわみやすいため、残っている歯を揺らしたり、歯や歯茎を傷める事があります。
⑤見た目の違い
→金属床の入れ歯は、ある程度設計に自由度があり、部分入れ歯を固定するためのバネを目立たなく仕上げることが出来ます。
大きなバネが見えたり、特に見た目を気にされる方にはお勧めです。
保険のプラスチック製の入れ歯は、保険制度により設計の制限があります。
⑥修理、補修が可能
→例えば入れ歯が破損したり、ご自身の歯が抜けてしまった場合、金属床の入れ歯は修理・補修をする事が出来ます。
プラスチック製も場合によっては修理する事が出来ますが、修理できる範囲も限られていますので、基本的には作り直しになるケースが多いです。
これらがプラスチック製と金属床の主な違いです。
ご自身の歯に叶うものはありませんが、やむを得ず入れ歯が必要になった場合、その中で希望にあったものを選んで頂き快適に過ごして頂けたらと思います。
詳しい内容、質問等ございましたら是非ロコクリまでご相談くださいね♪

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