神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
みなさん、「最近疲れてるな」と思う方、要注意です。
免役力の低下が思わぬ惨事を口の中で引き起こすことがあります。
今回は、そんなストレスによる歯の痛みについてご紹介します。
●歯の痛みの原因はストレス!?
ストレスが直接的に歯の痛みを引き起こすことはありません。
しかし、ストレスによって睡眠時間が十分に取れなかったり、疲れたりすることで歯に異常を感じることがあります。
ストレスにより、歯ぎしり、食いしばりが発生するというのも原因の一つかもしれません。
ストレスが引き起こす歯のトラブルに関して、少しまとめてみました。
●ストレスが引き起こす歯のトラブル
・歯茎の腫れ
ストレスによって歯周病を抑えている歯茎の抵抗力が落ちてしまい、結果的に歯茎が腫れたり歯周病になりやすくなったりします。
普段は歯茎の免疫力で炎症に至っていなくても、口内を清潔に保てていないとストレスや体調を崩した時に腫れてしまいます。
しかし、普段から口の中をきれいにしておけば少々のストレスや疲れでは、歯茎の腫れは起こりません。
・歯が浮く
ストレスによって歯ぎしりが続いてしまい、歯が極度に揺れて浮いてしまうケースがあります。
歯が正常な位置からずれている状態ですので、噛み合わせを調節することで痛みを軽減出来ます。
また、歯の根っこの奥で炎症が起こっている場合も歯が浮くので要注意です。
ストレスや疲れで炎症に対する免疫力が落ちると起こりやすくなりますが、この場合には、治療が必要になります。
明らかに歯ぎしりが原因という場合は、マウスピースを作製するのも策の一つです。
・口臭の悪化
ストレスによって唾液の分泌量が減ると口臭が発生しやすくなります。
普段は唾液が細菌の発する悪臭を洗い流すので、口の中が乾くとよくありません。
・急な歯のぐらつき
歯周病は自覚症状がないため、たいてい進行していても気がつきません。
軽度のものであれば、体の免疫力で押さえ込んでいますが、免疫力が落ちた途端、一気に歯茎が腫れて歯がグラついてしまいます。
最悪の場合、抜歯しなければなりません。
・歯のおできが膨らむ
この症状はよく見られますが、痛みをあまり伴わないため放って置かれることが多いです。
しかし、歯茎にできたおできは噴出口に過ぎず、下の骨の中に膿が溜まっていることもあります。
その時の体調によってできたり消えたりしますが、根本的な治療を行わないと完治しません。
いかがでしたか。
疲れが溜まっていたり、ストレスを抱えていると精神上だけでなく、身体にも影響が出ます。
防ぎようのない症状であると思われがちですが、お口の中においては、普段から歯磨きをきっちり行い清潔に保っていれば、多少免疫力が落ちても異常は起こりません。
毎日、清潔にお手入れするようにしましょう!!