神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます
皆さんは歯ブラシで歯を磨く時、どんな磨き方をしていますか?歯ブラシを用いたブラッシング方法は沢山あります!今日は、プラーク(歯垢)の除去を目的としたブラッシング法をお伝えします!一つでもいいので、ぜひ覚えて実践して見てくださいね!
歯ブラシの毛先を使ったブラッシング法
①水平法(横磨き法)
→操作が容易で、プラークの除去効果も高い。
しかし、歯間部の清掃効果は劣るので、補助的清掃器具との併用が必要になります。
この磨き方は、幼児や、細かい作業が困難な方、臼歯咬合面を磨く時に適応とされています。
②垂直法(縦磨き法)
→操作が容易で、歯間部の清掃が容易ですが、歯頸部の清掃は劣ります。この磨き方は、歯間空隙が大きい方、歯列不正、歯間部食物残渣の除去の時に用いられます。
③スクラビング法
→操作が容易で歯頸部、歯間部、咬合面のプラーク除去効果が高いです。歯や歯肉に対して歯ブラシを直角に当てて、横に小刻みに動かす磨き方です。歯茎の状態が良い方や、歯列不正、矯正装置が付いている方におすすめです。
④1歯ずつの縦磨き法
→言葉の通り、1歯ずつ磨く方法のため、時間がかかります。しかし、歯間部のプラーク除去効果は高いです。この磨き方は歯列不正のある方、歯間空隙が大きい方、軽度の歯肉炎がある方におすすめです。
⑤バス法
→歯頸部や歯周ポケットのプラーク除去に効果があります。歯頸部に歯ブラシの毛先を当てて振動させるため、歯肉マッサージの効果は大きいです。歯肉腫脹、出血がある方、深いポケットがある方におすすめです。
⑥フォーンズ法(描円法)
→操作が容易ですが、短時間で口腔内の顕著な汚れを落とす効果がありますが、歯間部のプラーク除去は十分に行えません。この磨き方は幼児、細かい作業が困難な場合に使用すると良いでしょう。
こう見ると、歯を磨く磨き方にもたくさんの種類の磨き方がありますね。
皆さんが普段磨いている磨き方はこの中にはありましたか?
たくさんの磨き方を見て、どの磨き方が良いのか、また磨くのは良いが、この方法で合っているのか、疑問に思っている方もいらっしゃると思います。そんな時は是非、ロコクリの衛生士にお声がけくださいね。お口の中を診させていただき、一人一人に合った磨き方をお伝えしていきます。口腔内が良い状態を維持できるように一緒に頑張っていきましょう!