神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
さて今回は『 歯肉炎と歯周炎 』についてのお話をしたいと思います。
まず、歯肉炎と歯周炎とはみなさん何かご存知でしょうか?
歯周病は、” 歯肉炎 → 歯周炎 ”と進んでいき、最終的に歯が抜けてしまいます。歯は図のように「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる歯に支えられており、その周りをやわらかい「歯肉」が覆っています。
●歯肉炎
歯石ができると細菌がどんどん繁殖しますが、やがて細菌は毒素を出して歯肉を侵し始めます。すると、歯肉が炎症を起こし、赤くなったり腫れぼったくなったりします。これが「歯肉炎」です。歯肉炎は歯周病の初期段階に表れる症状ですが、自覚症状が少ない場合が多く、気付かずに放置しておくと、やがて「歯周炎」へと進行していきます。
●歯周炎
歯肉が炎症を起こすと、歯から歯肉がはがれていき、その中にさらに細菌が入り込んで、歯の根の方へとどんどん進行していきます。そして、やがて歯を支える骨である「歯槽骨(しそうこつ)」まで到達し、これを溶かし始めます。これが「歯周炎」です。歯周炎が進行していくと、最終的に歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病は自覚症状が無い分、歯ぐきの状態から歯周病の進行度合いを診ていくことになります。毎日食事をする以上、歯周病に絶対なっていないと言い切ることはできません。一方で歯周病によって一度溶けた骨は、特殊な手術を受けない限り元に戻ることもない病気です。溶けたら溶けたままということです。歯周病をこれ以上進ませないためにも、一人ひとりのお口元や歯磨きの習慣などを定期的にプロによってチェックすることが大切です。またむし歯や痛みなどの諸症状が無かったとしても、専門的な器具、技術を用いらないと取れない汚れはお口の中で蓄積されています。早期発見のために、定期検診を受けて頂くことは非常に効果的です!最近そういえば歯医者さんにいけていないな・・・という方も少なくないのではないでしょうか?ぜひこの機会に、ご自身のお口の健康をチェックしにロコクリへいらしてくださいね!