唾液マッサージってなぁに?

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
寒い日が続きますね。みなさん、体を温めて風邪をひかないようにしましょう!
お口のまわりには耳下腺(じかせん)・顎下腺(がっかせん)・舌下腺(ぜっかせん)と呼ばれる唾液を出やすくするポイントがあります。
唾液の分泌を促すために唾液腺に刺激を与えることを唾液腺マッサージと言います。
唾液が少ないとどうなるのでしょうか?
唾液腺から分泌される唾液の量は1日あたり約1~1.5リットルですが、さまざまな原因によって唾液の分泌が減ると、お口の中の潤い度が減少し、乾燥するようになります。
唾液が不足することにより、唾液の抗菌作用や自浄作用が低下し、むし歯や歯周病になりやすくなったり、口臭や粘膜の感染症、味覚障害、嚥下障害などを起こすことがあります。
特にお口の中が乾燥している状態のことを「ドライマウス」と言います。
また、高齢になると唾液は出にくくなります。
おしゃべりの機会が少なくなったり、お食事がお口から摂れなくなったりすると、ますますお口の乾燥は進んでしまいます。
乾燥したお口を潤す方法は、ブクブクうがいや、保湿剤の塗布などいくつかありますが、唾液腺マッサージも、その方法のうちの一つです。
唾液腺をやさしくマッサージすることにより、唾液の分泌が促され、潤いのある健康なお口に近づきます!
では唾液腺マッサージをし、お口が潤うとどんな効果があるのでしょうか?
大きく分けて4つの効果が期待できます!
①お口の中が潤うことにより虫歯・口臭予防に繋がる
②乾燥しがちな方にある、お口の中の粘膜の痛みなどの症状が和らぐ
③お口が開きにくい方は、お口周りの筋肉の緊張がほぐれお口が開きやすくなる
④食べることや飲み込むこと、会話がしやすくなる
お口が開けにくい方や唾液の分泌が減りがちなご高齢の方など、様々な年齢層の方にオススメできるマッサージです。
では最後に唾液腺マッサージのやり方をお伝え致します!実際に唾液マッサージをやってみましょう!
耳下腺は耳たぶの前、上の奥歯辺りのほっぺたの部分にあります。そこを人差し指を当て、指全体で優しく押します。
すっぱい食べ物を想像するとスーッと唾液が出てくる所です。
この動作を5〜10回程繰り返します。
顎下腺はアゴの骨の内側のやわらかい部分にあります。そこに指を当て耳の下〜アゴの先まで優しく押します。
この動作を5〜10回程繰り返します。
舌下腺はアゴの先のとがった部分の内側、ベロの付け根の部分にあります。そこに親指を当て下アゴからベロを押し上げるようにグーッと押します。
この動作を5〜10回程繰り返します。
簡単ですので是非皆さん試してみてください♪

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