神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
みなさん、綺麗な歯といえば、「白く並ぶつるつるの歯」が思い浮かべられますよね。
そんなつるつるの歯を目指すために、歯を毎日磨いているのに、歯がザラザラする・・・ということありませんか?
今回は、そのような歯のザラザラの原因と解決法についてお話します。
■歯磨きをしても歯がザラザラの3つの原因
歯のザラザラの原因は人それぞれですが、多くの方は以下の3つのうちのどれかに当てはまるでしょう。つるつるの歯を目指すために、まずは自分の原因がどれか確かめてみてください。
① 歯垢が残っている
冒頭でお話ししたように「歯磨きをしたのにまだザラザラしている」というお悩みですが、歯のザラザラの主な原因は、「歯磨き不足」なのです。毎日、毎食後の歯磨きで、回数としては十分ですが、完ぺきに歯垢を取り除く歯磨きができているかどうかがポイントになります。
「歯垢を取り除ける歯磨き」をするために、歯を磨くときは歯磨きに集中することが大切です。歯磨きは毎日の習慣ですので、ついテレビを見ながら・・・、スマホをさわりながら・・・、といった「~ながら歯磨き」をしてしまいます。「~ながら歯磨き」では、長時間歯ブラシを動かしているため、歯を磨いているつもりにはなりますが、磨き残しが多いのです。
歯磨きは集中して5分で十分きれいにできます。まずは、「~ながら歯磨き」をなくしましょう。
集中して歯磨きをするときには、磨き残している場所がないか、磨いたけれど残っている汚れはないか、鏡で見たり、下で触ったりしてチェックをすることで、つるつるな歯に近づきます。
② 歯石がこびりついている
歯石は、口内に残った歯垢が硬くなって歯の表面にこびりついてしまったものです。歯垢が歯ブラシで取れる柔らかいものであるのに対し、歯石はその名前の通り石のように固い汚れです。
まずは、歯石が発生してしまわないように、毎日磨き残しがないように歯磨きをすること、そして歯石ができてしまっているときは、歯医者さんで撮ってもらうことで、ザラザラが解消されます。
③ 歯の表面の傷
「集中して歯磨きをしましょう」というのは、ゴシゴシ長時間磨くということではありません。歯にストレスがかかる磨き方をすると、歯が傷ついてザラザラしてしまうこともあるのです。
歯の表面はエナメル質という物質でおおわれています。歯は固いためストレスをかけても大丈夫のように見えますが、このエナメル質はとても傷つきやすいのです。毎日の歯磨きでこのエナメル質を失ってしまうと、歯の内部の象牙質が出てきて、茶色くザラザラした歯が見えてしまいます。
みなさんのザラザラの歯の原因はどれかに当てはまりましたか?
磨かなさすぎも、磨きすぎも、歯のザラザラの原因になります。つるつるな歯を目指すために、歯磨きは「5分程度の短時間で」「やさしく」「磨き残しなく」を意識してください。ご自分の状態がどれに当てはまっているかわからない際は、定期検診もかねてロコクリに相談に来てくださいね。