神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明などに取り組んでいます。
他人から指摘をされないかぎり、なかなか自覚することが難しい『歯ぎしり』。さらに歯ぎしりの仲間である『くいしばり』は、歯ぎしり特有のギリギリといった音が出ないため、無意識におこなっていることを気づかない人も多いかもしれません。
今回は歯ぎしりやくいしばりをしている人にはどんな特徴があるのか、また歯ぎしりはどのように対処すれば良いのかなどを、詳しくご紹介していきたいと思います。
「歯がすり減っている」「アゴがだるい」は歯ぎしりのサイン
それでは具体的に歯ぎしりをしている人にはどんな症状があらわれやすいのか、歯ぎしりのセルフチェック法をご紹介していきましょう。以下の項目が複数当てはまるようであれば歯ぎしりをしている可能性が高いので、一度歯科医院で相談してみることをお勧めします。
・朝起きると「アゴがだるい」「アゴの関節が痛い」などの症状がある
歯ぎしりをするとアゴの関節やその周囲の筋肉に大きな負担がかかります。そのため朝目が覚めたとき、口周りの筋肉の違和感やアゴの関節の痛み、だるさなどを感じるようであれば、歯ぎしりをしている可能性が高いでしょう。また日中でも顔の筋肉がこわばるような感覚があれば、無意識に歯をくいしばっている可能性があります。
・歯がすり減っている・歯が欠けている
歯ぎしりは歯の咬む面に強い力が加わります。歯は長く使い続けると自然とすり減っていくものですが、そのすり減り方が通常よりも早いペースで進んでいるような場合は頻繁に歯ぎしりをしている可能性があります。
また歯ぎしりをすると歯には横方向に強い力が加わるため、歯と歯ぐきの境目あたりに大きな負担がかかります。そのため全体的に歯ぐきに近い部分の歯がへこむように欠けている人は、歯ぎしりをしている可能性が高いでしょう。歯が大きくすり減ったり欠けたりすると、「冷たいものがしみる」などの症状もあらわれやすくなります。
・内側の歯ぐきに硬い「コブ」のようなものがある
下の裏側の歯ぐきに硬いコブのようなものがある人は、日常的に歯ぎしりをおこなっているかもしれません。このコブは『骨隆起(こつりゅうき)』 と呼ばれるもので、歯ぎしりでアゴの骨に加わる力の刺激によって生じる場合があります。
骨隆起自体は悪いものではないので特に治療をおこなう必要はありませんが、コブが大きくなると歯ブラシや食べ物などで歯ぐきが傷つきやすくなることがあります。