指しゃぶりのお話②

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
今回は引き続き、日々の診療でよくご質問のある指しゃぶりについてお話させていただきます。
参考として指しゃぶりの頻度について東京都の調査によりますと
1歳2ヶ月 28.5%
1歳6ヶ月 28.9%
2歳0ヶ月 21.6%
3歳0ヶ月 20.9%
というデータがあります。3歳でも20%のお子様が指しゃぶりをしているみたいですね。
このデータを見ると1歳から3歳までの減少度合いがかなり緩やかなので1歳までにやめることができないお子様はそのまま指しゃぶりを続けてしまうことが多いことが考えられます。
なぜでしょうか?
それは指しゃぶりというものが乳児期(1歳まで)の情報獲得の役割とは違った役割が出てきていることが考えられます。
その原因としては心理的な要因がよく挙げられます。
1人っ子のお子様や周囲の友達と協調するのが難しいお子様に多いと言われています。
何かを指しゃぶりで補っている可能性が高いので、なぜ指しゃぶりに興味が留まっているのかを考えていかないといけません。
ここまでが指しゃぶりの原因と傾向ですが、次に指しゃぶりがどのような弊害をもたらすのでしょうか?
以下に問題点を挙げます。
①出っ歯(上顎前突)や開口(前歯が噛まない)、交叉咬合(歯並びがずれる)などが起こる
常に親指が前歯に挟まっているので上の歯が前に押されて出っ歯になることが多いです。また指の挟み方によっては顎の位置がずれる場合もあります。
②口呼吸
先ほどのかみ合わせの異常が起こると唇を閉じることが困難になり口呼吸となる場合があります。
③構音障害
かみ合わせの異常により舌をうまく歯に当てることができず結果的に構音障害が発生する場合があります。
④舌癖
指しゃぶりによってできた前歯の隙間に舌を挟み込む癖が発生する場合があります。それによってさらに歯並びは悪化します。
このような問題が発生するため指しゃぶりはいずれはやめないといけません。
最後にやめさせる方法ですが、悩まれているご両親はネットなどで色々お調べになっているかと思いますが、残念ながらこれといった解決方法は今の所ありません。
それは心理的に依存していることが多いからです。
お子様がご自身で指しゃぶりはやめた方がいいということに少しずつ気づいてもらうことが必要です。
怒って無理やりやめさせるのではなく、他のことに興味が移るようにうまく誘導することが重要になってきます。
また口から指が離れていることを褒めてあげることも忘れずにしましょう。
もし5歳になっても指しゃぶりが治らないようであれば大きく依存している可能性が高いので将来的なお口の機能異常を防ぐために場合によっては強制的にやめさせる必要があります。

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