神戸市営地下鉄学園都市から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
みなさんは、歯周病というものを知らない方はいらっしゃらないと思います。今や日本人が歯を失う原因の第1位にもなっている「歯周病」。 現在では、歯周病はお口だけの病気ではなく、全身の健康にも悪影響を与える病気として医学会からも注目されている分野です。
歯周病は自覚症のないまま進行していき、気づいた時には手遅れとなってしまっているケースも少なくありません。そのため、歯周病に罹らないようにするには普段からの正しいブラッシングがとても重要です。
しかしながらその一方で、時間をかけてブラッシングしているにもかかわらず歯周病になりやすい人もいれば、特に意識してケアをしているわけではないのに歯周病になりにくい人もいます。
今回は、そんな歯周病に「なりやすい人」と「なりにくい人」の違いについてお話したいと思います。
●歯周病になりやすい人の9つの特徴
歯周病は、ひと言で「こんな人がなりやすい」というのは難しく、いくつかの要因が重なって発症することがほとんどです。
下記、歯周病のリスクを高める9つの要因をご紹介しますが、3つ以上当てはまる方の場合は「歯周病になりやすい人」と言えるでしょう。
1. 夜、歯磨きをせずに寝てしまうことが良くある
2. 歯ぎしり、食いしばりの癖がある
3. 歯並びが悪い
4. 口呼吸をしている
5. 喫煙の習慣がある
6. 歯科医院での定期メンテナンスを受けていない
7. 糖尿病にかかっている
8. 親が歯周病である
9. 降圧剤や免疫抑制剤などの薬を服用している
1.夜、歯磨きをせずに寝てしまうことが良くある
眠っている時は、起きている時に比べて唾液の分泌量が大きく減少するため、お口が乾燥した環境になって、むし歯菌や歯周病菌が活発化しやすい状態になっています。
そのため、食べかすや歯垢がお口の中に残ったまま眠ってしまうと、細菌が大量に繁殖してしまい、歯周病のリスクが非常に高まります。
夜、お酒を飲む習慣のある方などは、歯磨きが面倒になってしまいそのまま眠ってしまうことも多いかもしれませんが、そのような習慣のある方は、たとえ朝起きた時に毎日丁寧にブラッシングしていたとしても歯周病になりやすくなります。