神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さんロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明などに取り組んでいます。
みなさん、虫歯でもないのに歯がしみたり、何かものを噛むと痛くなったりということはありませんか?実は、その原因は歯ぎしりかもしれません。
歯ぎしりは睡眠中無意識に行われる癖の様なものです。
しかし、歯ぎしりが強いと歯や歯茎、顎の関節に大きな負担がかかり、知覚過敏や顎関節症などの様々な問題を引き起こします。
そこで、今回は歯ぎしりが起こす怖い問題をご紹介します。
① 歯の根元を砕く
歯ぎしりにより強い力が歯の根元に加わることで、歯の固いエナメル質と像牙質の間に応力が集中して、歯が砕けるように削れていきます。
これが原因で神経が傷つき、知覚過敏の原因になったりするのです。
② 歯が削れて短くなる
歯ぎしりは40〜90分強い力で、歯を削り続けます。そのために、歯の長さは短くなり、知覚過敏を引き起こし、歯がしみるようになります。
ひどい人だと、歯の神経が表面まで出てしまう人もいるといいます。
③ 歯を支えている骨が痩せていく
歯ぎしりで、歯が揺れてしまうせいで、歯を支える骨が溶けて痩せていきます。その結果、歯周病を引き起こしてしまいます。また、骨や歯茎に覆われていた部分が出てきてしまい、歯が長く見えてしまうこともあります。
④ 噛む時に痛くなる
歯には歯根膜という、噛んだ時に固いものか柔らかいものかを判断するための膜があります。歯ぎしりにより、この膜が強いダメージを受けると、噛んだ時に痛みを感じるようになってしまいます。
⑤ 歯が割れる
歯ぎしりによって歯の表面が欠けたり、根元まで割れてしまったりすることまであります。神経のない歯や年齢が経っている歯は、弱くなっているので簡単に割れてしまいます。
そうなると、噛むたびに歯に亀裂が走り、ものすごい激痛と戦わないといけなくなります。
⑥ 顎が痛くなる
歯ぎしりをすると顎の関節が強く圧迫されます。顎の関節には軟骨があります。この軟骨が、歯ぎしりによって圧縮されてしまうのです。そして、顎をスムーズに動かせなくなったり、顎関節症を引き起こしたりします。
そして、顎が痛み、変な音がなること、顎が開きにくくなることなどを引き起こします。
⑦ 偏頭痛
なんと、歯ぎしりは偏頭痛まで引き起こします。
歯ぎしりの時に動く筋肉の中には、顎から頭の横にまでつながっているものもあり、その筋肉に負担がかかり、偏頭痛を引き起こすのです。
⑧ 肩こり
これも偏頭痛と同様に、想像し難いですよね。
しかし、これも同様の原理で肩・首まわりにつながる筋肉に負担がかかり、肩こりや首筋の痛みを引き起こすのです。
どうだったでしょうか。以上、歯ぎしりが引き起こす恐ろしい症状の数々です。歯ぎしりは一般的にはストレスが原因と言われていますが、医学的にはっきりとは解明されていません。
しかし、このような症状を予防することはできます。それは、マウスピースを使う方法です。マウスピースを寝る時につけることで、歯ぎしりから、歯や、顎、筋肉を守ることができるのです。
もし、歯ぎしりに悩まされている方がいれば、ロコクリでマウスピースを作ってみませんか?