歯周病にかかりやすい人、かかりにくい人の違いって??③

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
みなさんは、歯周病というものを知らない方はいらっしゃらないと思います。今や日本人が歯を失う原因の第1位にもなっている「歯周病」。 現在では、歯周病はお口だけの病気ではなく、全身の健康にも悪影響を与える病気として医学会からも注目されている分野です。
歯周病は自覚症のないまま進行していき、気づいた時には手遅れとなってしまっているケースも少なくありません。そのため、歯周病に罹らないようにするには普段からの正しいブラッシングがとても重要です。
しかしながらその一方で、時間をかけてブラッシングしているにもかかわらず歯周病になりやすい人もいれば、特に意識してケアをしているわけではないのに歯周病になりにくい人もいます。
今回も引き続き、そんな歯周病に「なりやすい人」と「なりにくい人」の違いについてお話したいと思います。
●歯周病になりやすい人の9つの特徴(続き)
4.口呼吸をしている
口呼吸をしているとお口の中が乾燥してしまいますので、唾液による殺菌・消毒作用が失われて雑菌などが常に繁殖しやすい状態になります。
そのため、歯周病が悪化するリスクはもちろん、虫歯や、口内炎、ヘルペスなどもできやすくなります。
また口呼吸は、鼻呼吸のように鼻毛や粘膜によるフィルターを通さずに空気中のウイルスや細菌をダイレクトに体内に取り込んでしまうため、免疫力を下げる原因にもなります。
そのほか口呼吸は、歯並びの悪化や口臭の原因にもなりますので、口呼吸の習慣がある方はなるべく早めに「鼻呼吸」に改善することをお勧めします。
5.喫煙の習慣がある
タバコの煙に含まれる一酸化炭素は歯茎の血流を悪化させ、ニコチンは毛細血管を収縮させたり白血球の働きを鈍くさせたりする原因になります。
そうすると、歯ぐきの抵抗力が弱まり免疫力も低下してしまうため、歯周病になりやすくなります。
また、タールは歯にこびりつくとプラークが付着しやすくなりますので歯周病のリスクはさらに高まります。
日本臨床歯周病学会のデータによれば、1日10本以上の喫煙で歯周病にかかるリスクは5.4倍に、また10年以上喫煙習慣がある場合は4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなることがわかっています。
スモーカーの方はもちろん、受動喫煙でも歯周病にかかりやすくなることが明らかになっていますので注意が必要です。

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