歯周病にかかりやすい人、かかりにくい人の違いって??④

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
みなさんは、歯周病というものを知らない方はいらっしゃらないと思います。今や日本人が歯を失う原因の第1位にもなっている「歯周病」。 現在では、歯周病はお口だけの病気ではなく、全身の健康にも悪影響を与える病気として医学会からも注目されている分野です。
歯周病は自覚症のないまま進行していき、気づいた時には手遅れとなってしまっているケースも少なくありません。そのため、歯周病に罹らないようにするには普段からの正しいブラッシングがとても重要です。
しかしながらその一方で、時間をかけてブラッシングしているにもかかわらず歯周病になりやすい人もいれば、特に意識してケアをしているわけではないのに歯周病になりにくい人もいます。
今回も引き続き、そんな歯周病に「なりやすい人」と「なりにくい人」の違いについてお話したいと思います。
●歯周病になりやすい人の9つの特徴(続き)
6.歯科医院での定期メンテナンスを受けていない
「歯科医院に行くのは痛みが出たり、詰め物が取れたりしたときだけ」という方も多いかと思います。
しかし、歯科医院でのメンテナンスを定期的に受けていない方は、高確率で歯周病に罹り、進行してしまいます。
中には、「うちで毎日しっかりすみずみまでブラッシングしていれば大丈夫!」と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、ご自身の手で汚れ(プラーク)を毎日100%落とすのはとても難しいこと。どんなに綺麗に磨ける人でも歯ブラシのみで60%、デンタルフロスを使用しても85%程度までしかプラークを落とすことはできないと言われております。
そうすると、磨き残しの部分がどんどん溜まっていってしまい、歯周病になりやすくなってしまうのです。
歯科医院では、専用の器具を使用し、ご自身では取り除けなかった汚れをしっかり除去することができますので、定期的に歯科医院に行って汚れを除去してもらうことが必要です。
7.糖尿病にかかっている
糖尿病が原因で起こるさまざまな病気を合併症といいますが、実は歯周病もその合併症の1つです。
糖尿病になると免疫力が低下するため、歯周病菌に対する抵抗力も低下してしまうほか、高血糖の影響で唾液の分泌量が減ってしまうため、お口の中が乾燥して歯周病を悪化させることが知られています。
また、糖尿病と歯周病は密接な関係にあり、歯周病があると糖尿病がさらに悪化しやすくなるという悪循環が発生してしまいます。
一方で、歯周病治療が糖尿病の改善にも効果があることもわかってきておりますので、糖尿病にかかっている方はきちんと治療して早く治すようにしましょう。

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