歯周病にかかりやすい人、かかりにくい人の違いって??②

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
みなさんは、歯周病というものを知らない方はいらっしゃらないと思います。今や日本人が歯を失う原因の第1位にもなっている「歯周病」。 現在では、歯周病はお口だけの病気ではなく、全身の健康にも悪影響を与える病気として医学会からも注目されている分野です。
歯周病は自覚症のないまま進行していき、気づいた時には手遅れとなってしまっているケースも少なくありません。そのため、歯周病に罹らないようにするには普段からの正しいブラッシングがとても重要です。
しかしながらその一方で、時間をかけてブラッシングしているにもかかわらず歯周病になりやすい人もいれば、特に意識してケアをしているわけではないのに歯周病になりにくい人もいます。
今回も引き続き、そんな歯周病に「なりやすい人」と「なりにくい人」の違いについてお話したいと思います。
●歯周病になりやすい人の9つの特徴(続き)
2.歯ぎしり、食いしばりの癖がある
歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は、歯に異常な力がかかり続けているため、歯を支えている骨などの組織が弱り、歯周病が進行しやすい状態になっています。
歯ぎしりや食いしばりは無意識に行っている可能性が高い習癖のため、ご自身でも気づいていないことが多々ありますが、歯ぎしりや食いしばりは歯周病だけではなくお口の中に様々な悪影響を及ぼしてしまいますのでなるべく早めに治すことがおススメです。歯ぎしりや食いしばりが強い人はマウスピースなどで歯を保護するなどの対策をすることもできますので、お気軽にご相談ください。
3.歯並びが悪い
歯並びの悪い方の場合、歯が重なり合っていたりデコボコいていたりして、歯と歯の間や歯と歯茎の境目にプラークが溜まりやすい傾向があります。
また、歯ブラシが隅々まで届きにくく磨き残しができやすいため、歯周病にもなりやすくなってしまいます。
矯正治療によって歯並びを整えるのが最善ですが、矯正治療が難しい方でもご自身にあった正しい歯の磨き方をマスターしてきちんとケアをすることで歯周病を予防することができますので、歯科医院で磨き残しのなくなる歯の磨き方の指導を受けるのもよいでしょう。
また、歯並びは年を重ねると悪くなる傾向があります。
若い時はきれいな歯並びでも、歳を取ると歯の間に隙間が生じる方もいらっしゃいますので、歯並びの変化に応じて磨き方も変えながら口腔ケアに努めましょう。

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