むし歯じゃないのに歯が溶ける!?

地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明などに取り組んでいます。
みなさん、虫歯じゃないのに歯が溶けると思いますか?結論から言うとこれは「溶けることもある」んです。
みなさんは、酸蝕歯(さんしょくし)ってご存知ですか?
実は酸蝕歯の割合は4〜5人に一人と非常に多く、虫歯・歯周病に次ぐ第3の歯科疾患と言われています。
酸蝕歯というのを簡単に説明すると、酸性の飲食物を頻繁に摂ることで歯が溶けてしまう症状のことをいいます。
つまり、読んで字のごとく「酸によって歯が蝕まれる疾患」です。
飲食物が酸性かアルカリ性かを示す単位にはpH値というものがあります。
このpH値は0~14まであり、数字が小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性が強いことを表しています。
中性はpH7で、口の中のpHは6,5~7で弱酸性から中性となっています。
一方、歯のエナメル質が溶けるpH値は5,5と言われています。
ですから、pH5,5以下のものが頻繁に歯に触れると酸蝕歯になる可能性が高くなります。

実は、食事の度にお口の中のpHは酸性になり歯の成分が溶け出しているんですが、唾液の働きにより中和され歯の成分も元に戻ってるんです。
しかし、酸性の飲食物を頻繁に摂取すると、唾液の中和作用が追いつかず歯が溶けてしまうんです。
酸蝕歯になるリスクの高い人は
・コーラやサイダーなどの炭酸飲料やスポーツドリンクをよく飲む
・日本酒、焼酎、ビール、ワインなどアルコールをほぼ毎日飲む
・柑橘系フルーツ(レモン・みかん・グレープフルーツetc) や柑橘系ジュースをよく摂る
・食事にマヨネーズ、ドレッシング、酢をよく使う
・胃食道逆流症や胸焼けがある方 胃酸がよく上がってくる方
胃酸のpHは1,0~2,0と非常に酸性度が高く、拒食症、摂食障害などで嘔吐を繰り返すと、歯に悪影響を与えます。
胃酸が原因の場合、歯の裏側が溶けるのが特徴です。
いかがでしょうか?当てはまることがあり、ドキっとされた方も多いのではないでしょうか?

酸性の強いものを食べたり飲んだりしたあとは、水で口をゆすぐだけでも効果はあります。
大切な歯を守るためのちょっとした心がけです。
ぜひ試してみてください。
また、ご自身のケアだけでなく、定期的に歯医者さんでの定期健診を受けて、ご自身の歯の状態をしっかりと把握しておくことも重要です!気になられた方は、まずはロコクリまでお気軽にご連絡くださいね!

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