神戸市営地下鉄学園都市駅直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
冬には、朝布団から出るのが億劫に感じる方も多いのではないでしょうか。
気温の低下により、体が冷えて血行が悪くなったり、寒い寒いと猫背の姿勢を取りがちになっていることから肩コリが気になったり、冬の身体のお悩みを抱えている方も少なくないのでは!?
今回は、寒い季節に起こりがちなお口の中の環境変化にスポットを当ててみましょう。
歯がしみるような痛みを感じる!というお悩みを聞くことがあります。その原因は一体何でしょうか。
原因として考えられること・・・
1 知覚過敏
歯の一部分に大きな摩擦が加わると、その部分の歯の表面エナメル質が削れてきてしまいます。
エナメル質は身体の中で最も硬い組織と言われていて、その硬さを表すモース硬度というレベルに換算すると6-7という数値に値します。地球上で一番硬いものとしてよく言われるダイアモンドを10としているのですが、ナイフより硬くガラスに傷をつけることができる程度の硬さが7レベルとされているので歯のエナメル質の硬さはかなりのものだと言えます。
そんな骨よりも硬いエナメル質が実は毎日の誤ったブラッシングにより、少しづつ少しづつ削れていくことがあるんです。削れてしまった部分は、歯の神経がまとう洋服が薄くなっているような状態なので
熱や冷たいものに敏感になりますね。そこで、冷たい風を感じるこの季節、知覚過敏が疑われるような症状がでることがあります。
知覚過敏になっているところは歯医者さんによって修復してもらえます。また正しいブラッシングにより、今後の知覚過敏を防ぐこともできます。
2 かぶせものや詰め物が冷えると招く痛み
クラウンと呼ばれているかぶせものや、インレーと呼ばれている詰め物。材質によっては温度差により神経が残っている場合痛みとして感じられることがあります。エナメル質と同じように、歯の一部分を守るように修復している素材は歯の神経に近い位置へセットされているケースがあります。修復している材料が冷えると神経に近い位置へその冷たさが伝わり痛みとして認識してしまうんです。かぶせものの材質については治療の際、歯医者さんで相談してから決定することができます。
3 冷えによる筋肉の硬さ、くいしばり
寒さをがまんしたり、歯がガタガタしているようなとき、お口の周りの筋肉はとても硬くなっています。
それによって必要以上に咬む力が強くなり、歯に加わる力が大きくなりすぎて痛みとして感じることがあります。寒さに弱かったり、血行不良による肩こりなどを感じやすい人に起こることがありますので
そのようなときはお口の周りをほぐしてあげたり、身体を必要以上に冷やさないようにするなど工夫をなさってみてはどうでしょうか。
他にも原因として考えられることがあるかもしれません。冬に特に感じる痛みがある場合はロコクリへご相談くださいね。