お口の働きとは

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
今回は、『お口の働き』についてお話していきたいと思います。
皆さんは私たちが生きていく上で、お口がどんな役割を担っているか意識したことはありますか?
ついつい毎日の忙しさに、”自分の身体に意識を向ける”ことを忘れてしまいがちになりますよね。しかし、その働きは私たちが気づかないところで、重要な役割を担っています。
お口の機能が失われると、どんなことが起こるでしょうか?
そのありがたさを、改めて見つめる機会となればと思います。
【お口の働き】
①咀嚼
→食物を噛み食べ易くすることで、消化・吸収を助けていきます。
食べ物を摂ることを『摂食(セッショク)』といいます。
②嚥下
→食物を飲み込み、栄養の摂取をおこないます。
③顔貌(ガンボウ)
→口元が変わるだけで、お顔全体の印象(その人の全体の雰囲気)を左右します。
口角を少し上げるだけでも、雰囲気って変わりますよね^ ^
④異物の認識、排除
→お口の中の感覚はとても鋭く、小さな異物でも認識することが出来ます。
⑤平衡感覚の維持
→正しい噛み合わせは、平衡感覚を保つことができます。噛み合わせを整えることにより、運動のパフォーマンスが上がる助けになるようです。
⑥味覚
→味覚を受容する器官である味蕾(ミライ)は、舌、咽頭部[お口と食道の中間にある器官]、軟口蓋[上顎を舌でなぞり、後方のやわらかい部分]にあると言われています。
食べ物の美味しさを感じる重要な感覚です。
⑦構音、発音
→言葉を発してコミュニケーションをとったり、歌ったり口笛を吹いて音楽を奏でることも出来ます。自己を表現する、大事な役割です。
ザッと挙げただけでも、私たちが普段”当たり前におこなっていること”に大きく関与していることがわかります。
上記以外でも、感情の表現(口元をゆるめたり、舌打ちをしたり)にも使われますし、歯ぎしりをしてストレスを発散したりもします。
また、『噛む』ことが脳を刺激し、その発達に影響することもわかっています。
『むし歯や歯周病の予防をすること』は とても大切ですが、なぜ大切かというと、上記の生命維持活動を正常におこなえるようにする為です。
お口の働きを改めて知ることにより、予防をすることの意味・捉え方に変化が起こると思います。
そして、毎日の歯磨きや、歯科医院へ通うことへのモチベーションへもプラスに働いてくれると嬉しいです。

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