乳歯のお話

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
今回は乳歯についてお話したいと思います。
乳歯が出来始めるのはいつごろでしょうか?
妊娠9週目頃から乳歯のもととなるものが形成され始める時期です。その後、妊娠5ヶ月前後に石灰化して硬くなっていきます。
そのため、良質のたんぱく質、カルシウム、リン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンDなどを意識して食事に取り入れるようにするとよいでしょう。
では、乳歯の役割はどんなものでしょうか?
・食べ物を噛む
・発音を助ける
・あごの発達を助けて顔の形を整える
・永久歯が生えるときの目印になる
以上のことが乳歯の役割になります。

乳歯は永久歯に比べて柔らかく酸に弱いため虫歯になりやすいです。
またエナメル質や象牙質に厚みがなく虫歯になると一気に進行してしまいます。
乳歯が虫歯になりやすい時期は、生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の時期です。
この時期の食器、スプーン、箸の共用や口移しは特に気を付けましょう。
乳歯の虫歯を放置すると・・・
① 虫歯により、噛む時に痛みを生じたり、噛みにくくなったりすると、固い食べ物を避けるようになるなど、偏食になりやすい。
② 虫歯になりうまく噛めないと、咀嚼回数の減少により噛む力の発育を妨げ、顎が十分に発達しません。
③ 虫歯を放置していると、口の中で細菌が増え続けてしまいます。そのため口の中に細菌が多くなり、他の歯が虫歯になるリスクが高くなってしまいます。
④ 乳歯の虫歯が進行して歯髄にまで達すると、乳歯の下で育っている永久歯の発育に影響を及ぼします。変色や凹みのある永久歯が生えてくる場合もあります。
⑤ 虫歯になって早期に歯を失い、両隣の歯が傾いてしまうと永久歯が生えてくるのに十分なスペースがなくなって歯並びが乱れてしまいます。
乳歯の虫歯を予防するには・・・
●家族全員の口腔ケアが大切です!
産まれてきたばかりの口腔内は無菌状態なので、もちろん虫歯菌は存在しません。
赤ちゃんの虫歯を防ぐには、妊娠中から家族全員がセルフケアや定期的な歯科検診を徹底し、口腔内を清潔に保つことが大切です。
●フッ素塗布をおススメします。
乳歯は永久歯と比べてフッ素を取り込みやすいという特徴があるため、子供のうちからフッ素を活用することで、より高い虫歯予防効果が得られます。
いかがだったでしょうか?お子さんのお口のことで何か気になることがあれば、ロコクリまでお気軽にお問合せください!

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