むし歯が再発する原因と予防法 2

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
みなさんの中で、「昔からよくむし歯ができる」「せっかく治療した歯が、またむし歯になることが多い」とお悩みの方はいませんか?
親もむし歯が多かったので、遺伝だから仕方がないと思われているかもしれません。
確かに、むし歯菌が多い、体の免疫力が弱い、歯の構造が弱い、などの遺伝的な原因も少なからずあります。
しかし、むし歯ができる原因の多くは、日常における生活習慣によるものです。
今回も引き続き、むし歯の中でも特に「再発するむし歯」についてお話をさせていただきます。
むし歯が再発しないためにできることについてご紹介しますね。
①きちんとした口腔ケアを行う
まずはきちんと歯磨きをすることが大切です。
できたら1日2回以上、忙しいのであれば夜寝る前に時間をかけて、丁寧に歯磨きをしましょう。
歯ブラシだけだは歯の表面の約60%しか磨けないと言われますので、歯間ブラシやデンタルフロスも使用し、歯と歯の間もきれいにして、プラークが残らないように気をつけましょう。
②歯科医院で定期検診を受ける
ご自身では歯磨きがきれいにできているつもりでも、磨き残しがあることがあります。
歯の磨き方は、歯の並びや個々の歯によって異なるので、歯医者さんでブラッシング指導を受けるようにしましょう。
歯科医院で定期検診を受け、磨き残しがないかチェックしてもらい、自分では磨きにくいところをクリーニングしてもらうようにしましょう。
③食事や間食の時間を決める
通常時、歯に付着している歯垢は中性の状態です。
飲食によりお口の中に糖分が入ると、むし歯菌がそれを栄養として酸を作り出し、歯垢の中が酸性になります。
酸により歯の表面は一時的に溶かされた状態になります。(脱灰)
食事や間食の時間をきちんと決め、その後飲食をだらだらしなければ、唾液の働きによりお口の中は中性の状態に戻り、溶け出たミネラル成分が歯に吸収され、溶け出た部分が元に戻ります。(再石灰化)
1日の間で、歯の表面は何度も脱灰と再石灰化を繰り返しており、規則だだしく食事や間食の時間を決めていると、歯は再石灰化している時間が長くなり、むし歯にはなりにくいです。
しかし、糖分の多いものをだらだら食べたり、ちびちび飲んでいると、再石灰化が間に合わず、歯はどんどん溶けてむし歯が進行していきます。
糖分を無理に減らす必要はありませんが、食事や間食は時間を決めて規則正しく行うようにしましょう。

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