神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
今回は歯ブラシの交換の時期・目安についてお話したいと思います。
みなさん、この歯ブラシいつまで使えるのだろう?気がついたらずっと使っていた…なんてことはありませんか?
今回は歯ブラシの交換時期、目安についてお話します。
交換時期がわからない方や歯を磨いていてもなぜか虫歯になる、汚れが落ちにくいという方は参考にしてみて下さい。
①ブラシの交換時期、目安とは?
皆さん、1日何回歯を磨きますか?
朝・夜1日2回磨く方もいれば、朝・昼・夜1日3回磨く方もいます。平均だと1日3回磨く方の方が多いです。
毎食後1日3回磨いた方で歯ブラシの交換目安は約1ヶ月といわれています。
歯ブラシの寿命は1ヶ月なのです。
その他にも歯ブラシを後ろから見たとき毛先がヘッド(歯ブラシの頭)からはみ出してみえる時は交換して下さい。
②同じ歯ブラシをずっと使い続けるとどうなるの?
・虫歯や歯周病になりやすくなる・・・毛先の開いた歯ブラシで磨くことによって、汚れが落としきれず、汚れが残ったままになってしまいます。磨いていてもなぜか虫歯や歯周病になってしまいます。
・細菌が増殖する・・・口腔内には常在菌が存在しているので、歯を磨くことによって歯ブラシの毛先には菌がたくさん付着してしまいます。
古くなった歯ブラシには特に菌が多く、適切な保管をしていてもヘッドの部分は汚れていってしまうのです。
・歯茎や歯を傷つけやすくなる・・・新しい歯ブラシの毛先には弾力性があります。
毛先が広がり古くなるとその弾力性が失われ、汚れが落とせなくなる他に歯茎や歯を傷つけてしまうのです。
「ブラッシングの圧は強くないのに…」「虫歯ではないのに…」冷たいものがしみてしまうという方は古い歯ブラシで歯茎や歯を傷つけているのかもしれません。
③ 歯ブラシを1ヶ月間しっかり使えるために
・ブラッシング圧には注意して磨く・・・ゴシゴシ強く磨いてしまうと毛先は1ヶ月も経たないうちに開いてしまいます。強く磨くことによって歯茎や歯を傷つけてしまい知覚過敏の原因にもなってしまいます。ブラッシング圧が強い方は適正なブラッシング方法を歯科医院で確認してみて下さい。
・歯を磨いた後は歯ブラシを水洗する
歯ブラシには菌や汚れがたくさん付着するので必ず水洗しましょう。
軽く水で流して終わりという方も多くいますが、それだけでは菌や汚れ、歯磨き粉などは落とせていないのです。水で流したら指でヘッドの毛先の部分を洗い流してください。
水洗後は汚れが残っていないかを確認してみてください。
・乾燥させて保管する・・・毛先の部分に水分が残っていることによって、カビや雑菌が繁殖してしまう原因となります。
歯ブラシを水洗した後は必ず水気を取り、風通しのよい場所でヘッドを上にして保管しましょう。
歯ブラシの交換時期の参考になりましたでしょうか?
毎日口腔内に入れるものなので、常に清潔な歯ブラシを使用し、虫歯や歯周病を予防しましょう!