歯の検診は年に1度では不十分です!!①

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
健康診断は、みなさん1年に1度しか受けない方が一般的ですよね。歯の定期検診も、半年もしくは1年程度のサイクルで行けばいいやと思われている方も多いようです。しかし歯周病や、虫歯のリスクが高い人の場合、このサイクルは期間があきすぎなんです。もっと短い期間で定期的にチェックした方がいい場合があります。お口の状態によりますが、症状が重症の方は月に1回、軽症の方でも3ヶ月に1回のペースでの来院をお勧めしています。こまめな定期検診をすすめられた人でも、数回検診に行くうちに、いつの間にかついつい検診に行かなくなってしまうこともあるようです。歯の定期検診はなぜ大切なのでしょうか? 定期的な検診を受けなかった歯によく見かけるトラブルを、ランキング形式でご紹介してみたいと思います。
第5位:磨き残しによる歯ぐきの炎症
こまめな定期検診は、磨き残しをチェックする絶好の機会です。毎日のブラッシングで磨き残された部分には、プラークが蓄積していきます。たとえ硬い歯石になっていない状態でも、プラークは周囲の歯ぐきに炎症を起こしてしまうのです。 ブラッシングを数年に渡って完璧に行うことはかなり難易度が高いため、検診のたびに磨き残しの部分のチェックを行うことが大切です。特に歯並びが悪い部分で歯ブラシの入りにくい所などを中心に、プラークが残って炎症を起こしているケースをよく見かけます。
第4位:ブラッシング不足による歯石
プラークの蓄積が長期間にわたると唾液の成分によって石灰化が起こり、プラークが歯石に変わります。 歯石が硬くなるとブラッシングでは取り除くことができなくなり、そのうえ歯石の表面にプラークが付着して固まっていくため、雪だるま式に成長していきます。歯石があるとその周囲は常に炎症を起こした出血しやすい赤い歯ぐきになっています。 この炎症を放置すれば、歯の周囲の骨が溶けて、さらに歯石が歯の根の奥に入り込んで歯周病が進行します。歯石は磨き残したプラークが固まったものですが、ブラッシングでコントロールできるのがプラークまでとすれば、歯石になった部分はできるだけ早めに取り除くことが重要になります。 歯石除去は、歯ぐきの状態をリセットするために役立っているのです。

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