むし歯の進行について

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
今回は『 むし歯の進行 』についてのお話したいと思います。
ひとくくりでむし歯といっても、その進行状況によって治療方法やその後の歯の寿命が大きく変わってきます。早く見つけられれば削らなくて済むこともありますし、発見が遅れると歯の寿命を短くしてしまうことになります。むし歯の進行度合いはCO(シーオー)からC4のアルファベットと数字で表します。
●CO
これはむし歯になりかけの状態です。この段階で発見できれば、フッ素を使ったり、日頃の習慣(歯磨き、キシリトールの摂取など)に気を遣うことで、健康な状態に戻る可能性があります。状態が良くなるまで、歯科医院で定期的な経過観察をしていきます。

●C1
こちらは比較的軽度なむし歯ですが、まだ痛みなどが無い状態です。この段階で発見された場合は、むし歯を削ってCR(コンポジットレジン)と呼ばれるプラスチックの材料を使った治療などを行います。この場合でも削らずに様子を見る場合があります。

●C2
この段階になると冷たいものや甘いものがしみるといった症状が現れてきます。C1と同じような治療、もしくは大きめのむし歯の場合は型を取って「つめもの」や「かぶせもの」を作ることもあります。

●C3
むし歯が進行し、歯の内部にある「神経」が細菌に侵されています。「神経」を除去し、歯の内部の「細菌」を徹底して除去します。基本的には「かぶせもの」を製作します。また、「神経」を除去してしまうと歯がもろくなり、寿命が著しく短くなります。

●C4
歯の大半がむし歯になってしまった状態です。すでに「神経」が死んでしまい痛みを感じないこともありますが、放置しておくと歯を支える骨が溶けるなど、周囲の歯に影響を及ぼすため、早期の治療が必要です。「かぶせもの」を製作するか、または「抜歯」をすることになります。
歯周病と同じことが言えますが、大切なのは早期発見・早期治療を行うことです!そのために一番有効な手段は、正しい方法で日々の歯磨きを行うことと定期的に歯科医院を受診する習慣を身に付けることです。最近歯医者さんにいけていないなぁという方も、是非この機会にロコクリにご来院くださいね♪

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