口内炎の予防方法はあるの?

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。

前回に続き口内炎のお話です。今回は口内炎の予防や治療法についてお話していきたいと思います。
前回ご説明した通り、口内炎の中で最も一般的な「アフタ性口内炎」では、原因が不明なので確実な予防法というものはありませんが、体の抵抗性が低下しないようにすることや、慢性的な粘膜への刺激が繰り返されないように心がけることは、口内炎予防に役立つと考えられています。
それでは口内炎の予防のポイントをみていきましょう。
まずは基本的なことですが体調管理をしっかりしましょう。
疲れが溜まったり、睡眠不足、ストレスなどが重なった際に、口内炎が起こることがあります。新型コロナウイルスの流行で、ますますご自身の健康について考えることも多くなったかと思います。この機会にしっかり自分の身体と向き合いましょう!
次に、煙草や温度刺激に注意するということ。
煙草や70℃以上の温度刺激が原因となって、口内炎になりやすい場合があります。暑い食べ物を急いで食べたりするのも注意しましょうね。
そして、口の中を清潔に保つということ。
当たり前のことかもしれませんが、お口の中がプラークや歯石など口の中が汚れている場合などは、口内炎になりやすい場合があります。

あとは、入れ歯や咬み合わせもチェックしましょう。
合わない入れ歯をそのまま使っていたり、削れて鋭く尖ってしまった歯や、頬を噛みやすいなどの状態は、口内炎になりやすいと考えられます。そのままにしておかずに、歯医者さんで処置してもらうようにしてくださいね。
口内炎は、しっかりとした食事や睡眠をとることで、1~2週間程度で自然に治るのが一般的です。でも、2週間以上続くときや、短期間に数が極端に増加し場合などは、一度病院での検査をオススメします。

小さいうちになるべく早く治してしまいたいという場合には、口内炎用の薬なども有効です。病院では副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)、抗菌剤の軟膏などを処方するのが一般的です。概ね2~3日で治る方が多いです。
歯や入れ歯などの尖った部分が原因の場合には、調整が必要になることもあります。もちろん保険治療となりますので、心配はいりません。痛みが続くようであれば悪化しすぎる前にロコクリにご相談くださいね。早く対処した方が痛みも軽くですむ場合もあります。

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