神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
さて、今回は歯石ってなぜたまるのか?というお話をしたいと思います。
歯石とは、プラーク(歯垢)が歯に固くこびりついてしまったもので、歯茎と歯の間にできます。なぜ歯石がつくかというと、プラークを定期的に取らないためです。
歯周病は日常生活習慣に左右されると言われています。 正しいは歯みがきを行って、プラークを除去していれば歯石はつくはずがないという事になります。
歯石には歯肉の上と、歯肉の下にできるものと2種類あります。比較的落としやすい歯石が歯肉の上のもの、なかなか落せない歯石が歯茎の中の歯石です。
(右図参照) 歯石は石のようなもので、表面がザラザラしているためそこにさらに汚れがくっついてしまい、さらに石の塊が大きくなっていく傾向にあります。
また、このような歯石は異物であり、放っておくと、痛みを伴ってきます。しかし、歯石は歯茎にできるもので外部とつながっているため、急な痛みや腫れがあっても、一部のばい菌が外部への逃げ場を持っているため、症状がひどくなりません。そのため、気づかずに放置している人が多いのです。
治療する際には、このような異物はきれいに除去し、感染予防のために口の中を清潔にして治療を行うことが健康にもいいとされています。
また、長期間汚れを放置したままでいる人は、下顎の前歯の裏や、上顎の奥歯の表面などに歯石がピッタリと沈着しているケースがみられます。これは、歯茎を痩せさせたり、ポケットの中の歯石がさらにポケットを深くしたりして、歯をグラグラにさせてしまう原因になります。 歯石を取ったあとは、歯と歯の隙間が大きくなったとか、歯がしみるといった訴えをよく聞くことがありますが、本来の歯ぐきの状態が歯石除去後の状態となります。しみる症状は慣れれば落ち着く傾向にありますので、少し様子を見られてください。ただ歯茎が痩せてしまった場合、元に戻すことが難しいケースがあります。
みなさんも、ご自宅のケアに加えて、定期健診でプロによるケアを受けて、歯石をしっかり除去していきましょう!
お口のことで何かきになることがあれば、ロコクリまでお気軽にお問合せくださいね!