意外とわからない?歯ぎしりをしている人の特徴とは②

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明などに取り組んでいます。

今回も引き続き、歯ぎしりやくいしばりをしている人にはどんな特徴があるのか、また歯ぎしりはどのように対処すれば良いのかなどを、詳しくご紹介していきたいと思います。
前回に引き続き、以下の項目が複数当てはまるようであれば歯ぎしりをしている可能性が高いので、一度歯科医院で相談してみることをお勧めします。
・『エラ張り顔』になる
「昔と比べてアゴ周りの筋肉が張ってきた」と感じる人の場合は、日常的に歯ぎしりやくいしばりをしている可能性があります。
いわゆる『エラ張り顔』は、骨格以外に咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉が発達することで生じる場合があります。咬筋は歯を咬み合わせる際に働く重要な筋肉ですが、歯ぎしりやくしいばりなどで過度な力が加わると筋肉が盛り上がり、エラが張ったような顔貌になりやすいといわれています。
・原因不明の頭痛や肩こりに悩まされる
歯ぎしりやくいしばりによって、顔やアゴの周りの筋肉は常に緊張した状態が強いられます。その緊張はやがて首や肩の筋肉にも影響し、慢性的な肩こりの原因となってしまいます。
さらに首や肩の筋肉が緊張しつづけることで脳へつながる血管の流れが悪くなり、「頭が常に重い」「頭が痛い」といった症状を引き起こす場合もあります。特にこれといった原因がないのに、いつも肩こりや頭痛に悩まされるようであれば、歯ぎしりやくいしばりを疑ってみましょう。
歯ぎしり対策には『マウスピース』そして『ストレス解消』
歯ぎしりは現在にいたるまで明確な原因がまだ解明されていません。そのため歯ぎしりを根本的に治す方法というのもいまだ確立されていないのが実状です。
ただ歯ぎしりはそのまま放置していると上記に挙げたような症状がますます悪化し、日常生活にも支障をきたす恐れもあります。したがって歯ぎしりが気になる人は、できるだけ早めに対処しておくことをお勧めします。
・歯科医院で『歯ぎしり用マウスピース』を作る
歯科医院で現在おこなっている主な歯ぎしり治療がマウスピースの装着です。寝ている時にプラスチック製のマウスピースを上の歯に装着することで、歯や顔周りの筋肉、アゴの関節に対する負担を減らしていきます。
歯ぎしり用マウスピースは保険が適応され、およそ5000円程度で作製することができます。通院も2回ほどですむため、歯ぎしりが気になる人は一度歯科医院で相談してみましょう。
・ストレスをためずにリラックスできる時間をつくる
歯ぎしりに関してはいまだ不明な点も多いのですが、歯ぎしりの原因で現在もっとも有力だといわれているのが『ストレス』です。歯ぎしりは寝ている時に何らかの原因で脳が興奮し、その興奮が歯やアゴに伝わることで生じることが近年の研究で明らかになっています。そして就寝中に脳が興奮する原因の1つにストレスが指摘されています。
日ごろから歯ぎしりをしている自覚のある人は過度にストレスをためないように注意し、自分なりにリラックスできる時間を意識的に設けるようにしましょう。趣味やスポーツなどの、独自のストレス解消法を見つけてみるのもお勧めです。

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