噛んだ時に痛いのはなぜ?②

神戸市営地下鉄学園都市駅から直結、学園都市駅ビル3階にある歯医者さん、学園都市歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、などに取り組んでいます。
みなさんは、噛んだ時に歯が痛いと感じた経験はありませんか?
多くの方が、『噛んだ時に痛い』と感じる経験をしたことがあるかと思います。
歯が痛いと感じた時に虫歯かな?と考えられる方は多いと思いますが、噛んだ時に痛いと考えられる原因の多くは虫歯だけではありません。
では、歯が痛いと感じた時に考えられる原因はなんでしょうか?
今回も引き続き、噛んだ時に歯が痛む症状に関して考えられる原因についてお話していきます。
●歯ぎしり
歯ぎしりが習慣化すると、寝ている間にかなりの力が歯と顎にかかるため、その状態が長く続くと噛んだときに痛みを感じやすくなります。
歯ぎしりは自身では気づかない事も多く、歯医者での定期的な歯科検診で発覚することも多くあります。
歯ぎしりの場合、就寝時に着用するマウスピースを作成することで改善します。
歯ぎしりは健康な歯に悪い影響を与えるため、早めに対処することをお勧めします。

●被せ物・詰め物が合わない
歯に入れた被せ物や詰め物が合っていないと、一定の歯ばかりに力がかかるため噛んだときに痛みを感じます。
また、歯と歯の間がゆるい場合も食べ物が挟まりやすくなり、歯ぐきに炎症を起こして痛みが出ることもあります。
詰め物が欠けた場合も、そこに食べ物が入ってしまい、虫歯になりやすい状態になります。
特に保険診療で入れた被せ物・詰め物の場合は経年による劣化や変形が必ず起こります。
合わない修復物を装着し続けることは避け、適切な修復物に改善する必要があります。

●噛み合わせのズレ
噛み合わせが正常な位置からずれていると、噛んだときに特定の歯に強い力がかかります。
その状態が続くと一定の歯に負担が掛かってしまい、歯の神経が死んでしまうこともあります。

★噛むと痛い時は歯医者の受診を
このように虫歯だけではなく、噛むと痛い時に考えられる原因には様々なケースがあります。
それぞれに対処方法が異なり、原因を特定するには、歯医者でのレントゲン撮影などの必要性があります。
中には様子を見ていれば自然と治まるケースもありますが、たいていの場合は歯科医師による治療が必要です。
歯の治療の場合、受診を先延ばしにして良いことはありませんし、その症状から発生してさまざまな別の弊害が起こりかねません。
痛いなと感じたら、時間を見つけて歯医者を受診しましょう。
レントゲンやその他の検査をして原因を特定してもらい、それぞれの原因に合わせた歯科治療を受けましょう。
また、歯科医院に行くまでは、痛いと感じる側で食べるのは控えてください。
さらに痛みが強くなる可能性があります。
舌や指で触って痛いかどうか確かめるのも控えてください。
できるなら、痛くなる前から定期的に歯科医院に通い、定期検診を受診する習慣をつけることを推奨しています。
歯医者は痛みが出てから通う場所ではなく、歯の健康を守るために定期的に検診を受診する場所という「予防歯科」への意識を持つことが大切です。
みなさんも、お口のことでなにか気になることがあれば、ロコクリまでお気軽にご連絡くださいね!!

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